まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

伝えたいのはナニ?

「伝える」を学ぶ。

約半年前から、文章講座と話し方講座に通うわたし。明日で約16回の講座が終わる。そこから導き出した答え。それは、相手をとことん考えつくすこと。

 
文章講座の最初に教わった。Facebookでも、社内メールでも、LINEでも「ラブレターを書くように」。どれだけあなたのことを思っているかを好き、愛してる以外の言葉で伝える。http://matome.naver.jp/m/odai/2135894649796844201
 
話し方講座の最初に教わった。「人は話し手の見た目、口調で93%を理解する。内容は7%」メラビアンの法則http://ja.m.wikipedia.org/wiki/
 

学びを終えて・・・で?!それで私はどうしたいの?

もんもんと考え続けていたある日、縁あって友人のカラーセラピーを受けることに。そこで思いもよらない結果が…。わたしは根暗だったー!わかってほしい、わかってほしいと心の中で叫び続けていた。誰に言いたかった?誰にわかって欲しかった?それは母親だ。認めてほしい。ちゃんとしてない私に気づいて欲しい。悪いことしたのは、注目して欲しかったから。お母さんに愛されかさたかった。恥ずかしいけど、それだけ。自分をどう伝えればいいかを考え続けていたんだ。
 
まさかこんな結果になるなんて。肩の力がすーっと抜けた。なんだかふわふわした気分。隣にいた主人と目の前にある幸せを抱きしめて生きていきたい。過去でも未来でもない。今。幸せはつかむものじゃない。そこにあるもの。セラピストさんから教わった。
 
以下、カラーから生まれたキーワードをつなげて言葉にしてみた。
 
過去
独りで生まれてきた。何気なく発した言葉で相手を傷つけた。本質を伝えただけなのに。自分なりに導き出した答えを受け入れられなかった。洞察の結果を表現しただけなのに。素直なわたしは受け入れられない。深く心の中に入りこむようになった。
 
過去から現在
こんな暗いわたしは、消さなければ。完璧を目指した。本を読んだ。勉強した。謙虚になってみた。強気でいってみた。しかし、どんな自分でも愛されている実感がない。どんどん自信をなくしていった。それでも、がんばり続けた。いつかこのピュアな気持ちをわかってくれる人に出会えるはず。そう信じて。
 
その時は突然やってきた。新しい世界に飛び出す。これまで築き上げた人間関係や生活を手放して。周りは動揺した。しかし、私には何の抵抗もなかった。今思えば、これが出発の時。その決断をした途端、私に幸せへの光(スポットライト)が当てられたのだった。
 
現在から未来
望んでいた心の安定。いつの時も側で見守ってくれる人がいる。私のすべてを受け入れ、欠点だと隠していた性格も愛すべき要素だと言ってくれる。やっと出会えた。この人に会うために生きてきた。もう何もいらない。ここが私の土壌になる。耕し、種をまき、水をやろう。やっと「わたし」を咲かせる時がきた。
 
しかし、昔からの恐怖心はふとした瞬間に湧き上がる。未来を描けば描くほどに。陽気さでかき消そうとする。自由意思が出る杭のように打たれる。思考で解決しようとする。やっぱりダメだ。もっと知識が欲しい。本を読む。勉強する。あぁ…。これは過去にも経験したじゃないか。違う。周りの評価じゃない。私はどうしたいの?怖くないよ。少しずつでいいから、外に出してごらん。隣で旦那さんがにっこり笑っていた。そうだ。もう独りじゃない。恐怖も悲しい経験もこの人と乗り越えていくんだ。
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あとがき
私が未来の最初に上げた恐怖心を旦那さんは、過去に捨てた。旦那さんが未来に求める自信を私は過去に捨てた。ふたりの過去は同じインディゴカラー。惹かれあった理由が今日わかった。