まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

空気を読む力。読まない力。

空気を読む力。わたしも含めた日本人にありがち。

空気を読まない力。日本人以外にはあるように感じる。
自己主張
どちらも良い悪いはない。良い場合もあれば、悪い場合もある。

例えば、空気を読む良い場合。
正座が辛そうにしている嫁を見て、足を崩していいよと声をかけられる姑の気づく力。
世の中が欲してる歌を作りヒットさせる能力。
議論が白熱している会議で折衷案を生み出し、まとめられる力。

つまり、相手の欲してるものを瞬時に察知する力。

次に空気を読まない良い場合。
正座が辛そうにしている嫁に気づかず、おもしろい話を連発し、足の痛みを忘れさせる力。
誰も期待していなかったインパクトのある曲を思いつき、新しいジャンルを生み出す力。
議論が白熱している会議で、全く異なる角度から意見を出し、議論の矛先を軌道修正させる力。

つまり、相手の想定外をつき真理をつく力。

どちらも相手が意識していたか、していないかの違い。それをすんなり受け入れてもらえるようにすることが大事。このブログだって、今から職場に戻って打つメールだって、すべてはどう発信し、どう伝えるか。生き方、性格、文化。良し悪しを決めるのは、受け取った相手次第。だからこそ、常にわかりやすく、丁寧に、おもしろく伝えるコツを学ぶべき。わたしの追求すべき道はそこにあり、それこそが生きる意味につながる。
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