まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

【学び】TBSプロデューサー角田陽一郎さんに学ぶ バラエティ的発想で折れない心の作り方 〜ちゅうつねカレッジ記録〜

 

さて。

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15時35分に銀座四丁目交差点からタクシーに乗り、
15時50分発のぞみでこれを書いています。
※写真は昨晩の銀座。わたし、銀座だいすきね。
 

勢いだけで生きてます、今。

昨日、ちゅうつねセミナーに参加しました。
もうね、今朝になってもあの時のスピード感が忘れられなくて、正確には忘れたくなくて、とりあえずしたい!やりたい!と思ったことをポンポンやっていったら、出発の15分前にタクシーに乗る、みたいなことになってます。でも、この勢いがなんだか楽しい。うしろを振り返るには、まだ早い。
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折れない心の作り方。

Synapse(シナプス) - ちゅうつねカレッジの今月のテーマ。みなさんは、どんなことを思い浮かべますか?
 
  • 強じんな心
  • 全員ではなく、一人にわかってもらえたらいい
  • 誰にも負けないやりたいことを見つける
いろいろ思い浮かべますよね。
わたしの結論、でました。
 
気にしない。
 
なんじゃそれ、もっと具体的に言えよ、セミナー行ってきたんだろ、と思われますよね。でもね、やっぱりこうなんです。今からその理由をお話しします。
 
 

人は経験からしか学べない。

「折れない心の作り方」をテーマに1時間。どれだけの話題があっただろう。100個くらいあったんじゃないかな?角田さんが話し始めて、「〜なんですよね」とか「〜じゃないですか」と一文一文がすべて格言になる、みたいな。だから、とにかくスピード感がハンパなくて、メモが追いつかない。
 
想像するに、原稿はない。角田さんの脳みそのたっくさんの引き出しから、私たちに合いそうな話題がiphoneにピックアップされている。途中で話が脱線しそうになるけど、「これを話すと時間なくなっちゃうんで」というフレーズが何度も出てきた。聞きたい!と思うと同時に、そんなに話題があるの?とびっくり。しかも雰囲気から察するに、そのエピソードだけで1時間もちそう。
 
その中のひとつに、なるほどなと思うことまず1つ目。たとえば、こんな本を読んだとする。
 
「英語が上達するようになる20の法則」
 
読者の期待は、20個だけやれば英語ペラペラになれる!しかし、現実は、読む→おわり。以上!えぇー!だってね、よく考えてください。作者はその20の法則に行き着くまでに100個、あるいは1000個の法則を試したかもしれないじゃないですか。その上で、じゃあこれかな、なんてもちろん簡単にではないけど、ピックアップしただけ。それがすべての人に当てはまるかどうかは…。
 
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同じような話を前にも聞いた。

京都に鈴虫寺というお寺があります。わらじを履いたお地蔵さんがいて、自分の住所と名前を言ってお願いごとをする。すると、お地蔵さんが歩いてその人の家までお願いごとを持ってきてくれる。わたしも旦那さんと出会う3ヶ月前に「わたしにふさわしい人を連れてきてください」とお願いした。そして、お地蔵さんが連れてきてくれた!京都嵐山観光の寺 鈴虫寺
 
鈴虫寺でもう1つ有名なのは、住職さんの説法。お地蔵さんにお願いごとをする前に、ありがたい話を聞かせてくれます。今年の五月に、主人と子宝に恵まれますように、とお願いに行った時。住職さんのお話はこんな感じだった。
 
他不是吾  たはこれわれにあらず
ある老僧が炎天下で椎茸を干していた。他の僧侶が「それはあなたがするような仕事ではない」と言った。しかし、老僧は言った。「わたしがやらなければ、私の仕事にはならない」
つまり、角田さんが言うのと同じ。自分の修行は自分でやらないと意味がない。人のアドバイスに耳を傾ける謙虚さは必要。しかし、結局、自分の人生は自分で生きるしかない。誰かに言われたから、誰かみたいになりたいから、では一生身につかない。
 
 
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結論、やっぱり出ちゃいましたね。

これを書いてて、行き着いた。やっぱり結論は気にしない。しかない。人はその人なりの価値観で物事を考え、判断して生きている。自分と違うもの、自分のキャパシティを超えたものに対する反応は2つ。
 
  • 理解しようとする
  • 理解できないと反発する

誰かが自分を攻撃するとしたら、2つ目の反発。しかし、それにイチイチ折れたり、諦めたりしたら、じゃあ自分の価値観ってなんなの?その人に合わせるの?次に反発されたら、またそっちに合わせるの?疲れるー、もうやめるー、なんのために生きてるのーになるよね。(おーこわ。)わたしも下手したら、そっちの方に行きそうだったし、正直に言えば行きまくりの人生だったから悩んでたんだな。
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セミナーは、生きたい方向のヒントにする

 
昨日の学びを詰め込んだ5ページ分をここに書き出します。これらは、角田さんの実体験から出てきた言葉。これをすべてうのみにするのではなく、3割程度に聞いて(ご本人もそうおっしゃった)考え方のヒントにしたらいい。
 
読むべき本、映画

魔女の宅急便
  • はじめてスポンサーをつけた商業映画
  • 汚れるとされていたスポンサーを付けてでも世の中に出したいという思い
  • その思いに応えたいと作った作品

心が折れない方法
  • いろいろやっちゃえ!そして折れちゃえ!そこから見つかる!次はぜったい折れない。
  • ちょっといいな、と思ったものにカンタンに賛同するフリをするな。それができないことで折れる。つまり、つくろうなっっ!!
  • 人のつまらないは信用しない。イチイチ折れなくていい。おもしろがる素養がないだけ。逆に、人のおもしろいは100%信用する
  • 過不足なく、テキトーにやれ!

たった1つを見つける方法
  • ○○×○○=企画のキモ!
  • とりあえずやれ!疲れたら休め!それがネタになる!
  • タイトルを付けると、ひとりでにそっちにいける。願いが叶うように、暗示をかける

人に話したいオモロネタ
  • おつぼねはなぜ生まれるか。たった1つ強みを持つ大切さ。若さに頼るな。
  • 負け犬の壁(年齢)は、上がっていくプライドと下がっていく容姿が交わるところ。
  • さんまさんの二言目に注目!サッポロビールは、「味は宇宙一でっしゃろ?」

やる気が出る現実的なお話
  • 2040年に、人工知能のI.Qが10000になった時、ほとんどの仕事はなくなる。つまり、好きなことしか仕事にできなくなる。好きなことに価値を作れ!
  • オワらないコンテンツを自分で作れ!
  • これから学ぶべきは、ラテン語ギリシャ語、PCプログラミング
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すべてはもう、この手の中に。

まとめます。やりたいこと、生きたい方向、夢、現実、周りの人々、家族、過去、未来。すべてはもうこの手の中にある。あふれそう。それをどう料理していくか。それを考えるときがきました。
 
答えを出すのをためらわない。
わたしは、作家になりたい。
作家になって、人の人生を書く人になりたい。現実に生きた人。つまらないと思っていた、自分の人生だって、すべてのできごとはドラマになる。ぜったいになる。生きてるだけで、それがドラマ。残したい。タイトルは、その人の名前。やってみよう。
 
 
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角田さん、本はどこも売り切れてたから、直接ご本人から買おうと思ってました。それが、セミナーでもまさかの売り切れ!今朝、kindleで買いました!これから読みます。ありがとうございました。