まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

【お参り】神様へのプレゼン

元旦にはじめてお参りに行きました。
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3年前に結婚式を挙げた上賀茂神社。毎年ここに来ています。予想はしていたものの、自宅を出てから駐車場にたどり着くまでに2時間半。到着してからもたくさんの人。

神社の中には3つの神様が祀ってある。本殿、片岡社(縁結び!)、護摩木を書くところ。そのどこにも列をなして、みんな一生懸命お参りする。護摩木には「無病息災&子宝に恵まれますように」と書いた。他には家内安全、心願成就、合格祈願など思いはさまざま。

お参りってなんなんだろうなぁ、と考えた。最近読んでいるこの本に、お参りは神様へのプレゼンとあった。ただ祈るのではなく、願いが叶ったらこんな風に世の中に貢献するからどうか願いを叶えて欲しいとお参りする。なるほどな。それは神様へ伝えてるようで、実は自分に言ってるんだよな。

成功の神はネガティブな狩人に降臨する――バラエティ的企画術

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今年は神様へプレゼンしてみよう!ということで…

わたしは女性がたのしく自由にムリなく生き生きとできる仕事がしたいです。これしかない、と選択肢のない女性たちが見てこんな働き方もある、と思ってたらもらえたらうれしいです。だから、わたしたちに子どもを授けてください。
とまぁ、最終的には子どもが欲しいというお願いなのですが、ただ祈るよりもプレゼンの気持ちで言ってみました。

なぜこのようなプレゼンになったかというと、大晦日の夜に主人と子どもをつくることへの不安を話しました。専業主婦の母のように、子どもとの時間がとれない働くママになる不安。それを泣きながら語りました。けれど、ここであきらめて仕事をやめたくない。だから、あたらしい働き方をみつけたい。主人と子ども、自分のために。矛盾してるかな。

リクルートのイクションというプロジェクトを見て、わたしと同じ考え方の人がたくさんいることにも勇気付けられました。やってみよう。新年だし。あきらめなければ、夢は叶うんだし。リクルート、「iction!プロジェクト」を本格始動!~「子育てしながら働きやすい世の中を、共に創る。」を目指す~ | リクルートホールディングス - Recruit Holdings

と、一生懸命唱えて顔を上げて横を見ると、主人はまだ手を合わせて何かを祈っていた。帰り道、何を祈っていたの?と聞くと、何でもふたりで仲良くやっていけますようにって。それだけであんなに時間がかかるかな?と不思議な顔をすると、「住所も言ったんや。どこの誰かわからんかったらいかんから」と。なるほど。それもええね。

プレゼン&住所のお参り。
みなさんもお試しあれ〜♡