まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

【日記】2016年5月19日木

家を購入するために主人と家計簿相談をしていて、「こりゃーきびしかなー」とマイナス思考になっていたのが水曜日。

夜遅くまで話し合っていたから不動産の担当の人にメールを送って、モンモンと就寝。

翌朝。
昼。
夕方になっても返事がこない。

どうだった?返事きた?と主人にラインするも無反応。既読にはなるのだけど。忙しいのかな。そう言い聞かせつつ、終業時間30分前。返事がこないから電話してほしいとこのと。

帰宅途中、静かなところから電話。すぐにつながる。1日でっぱなしでメールを見てないとのこと。そんなことってあるんだ。わたしたちの常識はアテにならないな、と思った。後から聴けば、お休みだったみたい。

不安なんです…と率直に話すとすぐに行きます!との回答。予定通り、ローンや家の詳細を説明してもらった。手元に資料がないままきたから、と言いつつ電卓だけはふたつも持ち合わせているなんてこれまたわたしたちの常識はアテにならないな、と思った。

結局、不安はぬぐえないけれど予定通り話しを進めることになった。「不安な思いはさせたくない」と主人は言うが、わたしは何に不安なんだろう、こんなに迷うことは人生でなかった。いつもぶっつけ本番だった。

自由がなくなるのがイヤ。

それがホンネ。お金にしばられて生きるのがイヤ。でも。でも。大きなおうちに住めるのはうれしい。そして何よりも、主人が一大決心をしてくれたことがうれしい。

自由ってなんだろ。
ありきたりなギモン。

結婚だって自由じゃないといえばそうだし、子どもを産むことだって自分の時間を奪われる。でもそんな風におもったことは一度もない。

うれしくてうれしくて結婚した日のことも、子どもができたとわかった日のことも覚えてる。思い出せる。ありありと。

もしかして、わたしって…なんでもじぶんで決めたいだけのワガママ女なんじゃないか…?じぶんで決める=自由。アター…気づいてしまった、朝。

こないだも書いたけど、なんでもかんでもじぶんで決めるのもいいけど、たまには誰かの波に乗ってフラフラゆらゆら漂ってみるのも、自由だーぁ!と思ってみる。

がんばり女子が、波乗り女子になるのは至難の技か。

さて今日もがーんばろっと。



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