まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

流れのままに生きていたら、行きつけのコーヒー屋さんが見つかる話。

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じゃーん。

6名掛けの席にひとり。

ぜいたくぅ。

 

ありがとうございますm(_ _)m

 

1年前からランチの合間にカフェに寄ってます。職場の近くの3つを気分によって転々としていたら、そのうち2つのカフェ店員さんと顔見知りみたいになった。

 

我が物顔で店に入るのは苦手で、なんとなくレジで会釈をしたりするだけに留めていたのだけど、

 

お互いあきらかにわかっていて、それが一時期はずかしく思うこともあり、1ヶ月くらい遠ざかったりしていた。

 

けれどやっぱり行きたくなって、ふと寄ったらいつも通りの接客で。安堵。それは先方にも伝わったようで「こちらへどうぞ」と通された。

 

このカフェはひとりだろうが、ふたりだろうが、大人数だろうが好きな席に座らせてくれる。相席も受けていない。

 

だからさすがにここは、と選択肢にも入っていなかったのだけど、最近わたしのカバンに着いている目印を見つけてくれて「喫煙席からいちばん遠いとこはここなので」と。

 

なんてありがたいんでしょう。

恐縮ですっっ!・゚・(。>Д<。)・゚・

 

それを旦那さんに伝えたら、「ええなぁ」の後に「すごいなぁ」と。じぶんにもよく通う店はあるのに1度もそんな対応をしてもらったことはないと。妊婦を気づかってもらえたことより、行きつけのお店があることをうらやましがられた。

 

そういえば、昨日ひさしぶりにあった友人にも「どうやって友達作ったの?」と聞かれた。地元を飛び出して誰も知り合いのいない状況から、今はグチを聞いてくれたり、イベントに誘ってくれたり、仕事のきっかけをいただいたり、Facebookでからんでもらえたり、引っ越したら遊びに来たいと言ってくれる友人が増えた。10人、20人…?

 

友人の数を自慢する人はキライで、「どうやって友達を増やそうか」と思ったことは高校生あたりから一度もない。

 

だから友人の質問にも答えられなかった。高校に入ればそこで。大学に入ればそこで。社会人になれば。結婚すれば。そのとき時で、時間を共有する人たちは変わってきて、場所が変われば疎遠になる人がでてくるのは自然で、それをあえて追いかけることもしない。それがわたしのスタンス。

 

あ、彼氏だけは追いかけまくったな。あれ、失敗ね笑

 

このコーヒー屋さんも義理で通っているわけではなくて、自然な流れで今こうなっているのです。

 

欲しい!欲しい!!と願いまくって叶う夢とちがって、人とのつながりは流れのままに生きていたら、あらこんなことになっていたわ、というのがいちばん心地よくて、潔い生き方な気がしている。

 

あぁ、優雅なカフェタイム終了。

さてさて、仕事に戻ります。

 

 

 

 

 

 

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