まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

何気ない休日にありがとう

9時

起床  旦那さんはまだ寝てる…はずだったけど、わたしがいないことを察知して起きてきた。「まだ寝てていいんだよ」というと「えー」と言いながら涼しい部屋へ静かに消えていった。

 

10時30分

押入れの収納用に買ったカラーボックス8個が届く。化粧品の定期便も届く。寝室から「えー」と声が聞こえる。扉を開けると「えー」と言う。寝てしまったことに罪悪感を感じているよう。ぜんぜんいいのに。「届いたよ」「こっちにきて」

 

11時

ベッドに横たわる彼を見ているといつもマッサージをしてあげたくなる。うー、あー、そこー、という声が心地よくて。「そろそろ起きなきゃー」彼が気合いをいれて起き上がる。

 

12時

おにぎらずを作って食べる。外は38度。部屋の中は28度。だら〜としてる時間も気持ちいい。

 

13時

わたしは洗濯物を干す。彼は届いたカラーボックスを押入れに並べる。うん、いい感じね。

 

14時

寝室のベッドの位置を入れ替える。どうも頭の向きが悪かった。彼の顔からは汗がぼとぼと。重いものが持てないわたしは、大きなベッドが壁にぶつからないように見張り役。

 

15時

さて、そろそろ出かけよう。外はまだ暑いかな。まだ慣れない機械式の駐車場から運転の得意な彼が器用に車を出すのを見届ける。

 

17時

用事を済ませ、大丸に到着。明日からくるわたしの母のためにお菓子を買おうと行ってくれた。わたしの祖父の初盆のためにお供えも準備したかったという。

 

19時

自宅到着。ゆっくりテレビを見ながらごはんを食べたいから先におふろも済ませよう。

 

21時

いただきます。好きなものばかりを集めたぜいたくごはん。

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22時

ごちそうさま。オリンピック選手のインタビューを聞いていると「金がよかった」とか「次のオリンピックでは」と言ってる人が多いな、と感じた。彼も同じことを思っていたようで、今の状況よりも、もっと上や先を目指さなきゃいけないんだね、オリンピックにでるだけですごいことなのにね、てふたりで話した。

 

今。

とってもだるそうにしている彼と頭の向きを変えたベッドでごろごろしようと思います。こんな休日、すきです。それでは、おやすみなさい。

 

 

 

 

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