まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

成功までのプロセス 〜オリンピックの余韻〜

いちばん釘づけになったのは卓球でした。中学のとき1年間だけ卓球部でルールも練習もわかるからかな。

 

お盆といっしょに去って行ったリオをなつかしく感じていたころ、たまたまテレビを付けると、あるオリンピック選手を取り上げたドキュメンタリーをやっていました。

 

約1時間、ふたりの会話の一部。

私「カンタンなことに見えるけど、むずかしいんだよねぇ」

夫「せやなぁ…」

私「運…だよね…これ…」

夫「せやなぁ…」

私「(これ以上なんて表現したらいいかわからず黙る)…」

夫「スポーツも論理的に考えなあかんよな」

私「そう!それ!」

 

 

この番組の感想をひと言でいうと、

ただやっているようにしか見えなかったのです。

 

愛ちゃん、美誠ちゃんのダブルスに興奮したのは、ここまできたプロセスを想像できたから。男子と練習した石川さん。3歳くらいから負けたくない精神を貫いていた愛ちゃん。先輩にメダルをかけて欲しいと口に出した美誠ちゃん。

 

それぞれの行動には勝つために力の強い相手と組んだり、逃げずに練習したり、逆にプレッシャーをかけたり。

 

そんな突き進む精神がまったく見えず、ただ好きだからやっているようにしか見えなかった。番組構成の問題なのか。

 

だから結果も出なかった。世の中結果がすべてと言われるのは、こーいったプロセスまですべて肯定できるからなんだろう。だからこそ、人は成功したいし、結果を出したい。

 

わたしも今、月末までに小説を書く、という目標に取り組んでいる。月末まであと3日なのに、とりかかったのは今日。人の批判をしている場合ではない。やらなければ結果はでない。

 

先のオリンピック選手は、自分に足りないのは攻めだったと言っていた。そう、攻めないと。攻めて攻めて、攻めてこそ攻めてこそ、次の壁がくるんだから。

 

ただし、がむしゃらに練習したり、書いたり、質より量で自信を付けるのではなく成功までのプロセスを客観的に考えられる人になりたいな、とこのテレビから学んだのでした。

 

それを知っているのは、自分ではなく、周りやコーチだったりする。だから周りに勧められたり、人がいいよ、と言われてることにとりあえず飛び込む人は、知らず知らずに成功へのプロセスを踏んでいるのかも。

 

旦那さんに、この目標を達成するために家じゃなくて外に出たり、映画でも見てきたら?と勧められた。とりあえず、やってみようっと。

 

 

 

 

 

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