半径5メートルの野望は、なんですか?
ぜひ、この本を読んでみてください。
アラフォーおばさんだって傷つきたくない
それでも買ってしまうのは・・・。
普通でいいんだって思えた。
この本には、すべてのページに「喝!」が入ってる。なにちんたらしとんじゃい!さっさと重い腰上げてやってみんかい!(わたしなりの言葉でいうとこんな感じで)
そして、こう思った。
あー、なんとなく手に取るのをためらってたのは、昔のこんな気持ちを思い出すのがこわかったんだなって。
一番になりたい。こんな人になりたい。お金持ちになりたい。かわいくなりたい。モテたい。注目されたい。認められたい。飛び出したい。もっとうまくなりたい。あの洋服が着たい。あのお店に行きたい。あの映画が見たい。あのバーに行ってあのカクテルが飲みたい。おしゃれに見られたい。黙っていても誰かに見られてたい。足が細くなりたい。食べても太らない体になりたい・・・・・たい・・・・したい・・・・なりたい・・・・!!!
これって、みんなが普通に思う欲望だよね?それをなんか恥ずかしいって隠そうとしなくていい。その小さな欲望を少しずつでいいから、叶えていけばいい。夢は大きくなくたっていい。普通でいい。その小さな夢を叶え続けていたら、どんどんおおきな人間になっていく。最初から、どかーんと大きな人なんていない。
これは、ライトエッセイなんかじゃない。重いわ〜。
これは実際にあった話。自分には関係ない、なんて思えない。
小さな頃には、たっくさんの欲望があったはずなのに、いつの間にか消えてなくなってる。そして今の私は?昔思い描いていた自分?ちがうよね?満足してないわけじゃない。たくさんの人に支えられて今ここにいる。そうすることを選んできた。だから言い訳はしない。
でも、あの小さな気持ちは?どこに行ったの?なくなったの?
ううん。なくなってない。ずっとそこにある。だから、出していいんだよ。大丈夫。わたしだってこんな気持ちでやってきたから。
と、実体験にもとづいてわたしたちの背中を押してくれる本。
ぜひ、読んでみてください。
あなたの半径5メートルの野望は、なんですか?
はあちゅう著 半径5メートルの野望
- 作者: はあちゅう
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/01/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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