まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

比べたら、誰よりも幸せだった。






誰かに、いや、誰でもじゃないな、知り合いに、でもないな、たまたま? ん、ご縁が会って、幾度の偶然が重なって、めでたく本日出会ったり、再会したりすると私はわたしが気づきたかったことに気づく。気づかされる。

時間は有限なのか。今世でできなかったことは、来世で、できなければまた次の世で成し遂げようとするのだから、時間は無限だ。私はその思考を意識あるうちは採用したい。

だからといって、生まれる前から私の意識の中にあるわたしの理想像から逃げ続けてもいいと自分を許したいわけでもない。

ただただ、あなたは私で、わたしはあなたであるのだから、その事実が存在する意味を体験したことを今日、言いたい。

友人が帰ったあと、いや、会っている最中も、私はどこか上の空でいた。人と対面するときはいつもそうだ。どこかしっくりくる心の位置を探りながら、人と会っている。

今日はそれが顕著で、昔はそれがダメなこと、相手をちゃんと見れないのは、自分と向き合えないからだとダメ出しをしていたが、自分がダメなのではなく、相手に何かあるのかもしれないと今日は思った。

相手を批判したいわけではなく、自分を否定するのをやめるのなら、まずは手っ取り早く、自分ではなく目の前にいる相手の問題になった、過程の話であると付け加えておきたい。

先ほども言ったが、あなたは私なのだから、相手に問題を見つけたとしても、それは私の問題にもなり、結局、誰の問題にしても解決策はでない、という答えになるのである。

その答えに行き着く前に、ぼんやりと浮かんできたワードは、「誰か、私の目の前に、私よりも幸せな人を連れてきてほしい」だった。ヤバすぎる、嫌われる、叩かれると思ったが、勇気を出してツイートした。

それが本心だった。幼稚園ママの誰よりもオシャレだったし、私の主観ですと言い訳を入れて続けますが、友人の結婚生活よりも私の方が幸せだと思ったし、娘は幼稚園のクリスマス会でちょうどよく楽しんだし、充分かわいい娘さんを持つママにほんと、めっちゃかわいいと言われたし、気にするほどではなかったが、相手の存在に気づいていたママと仲良くなれて、気も合いそうだったし、図らずも連絡先を交換できたし、相変わらずお金は気にせずランチを食べたし、店は私が行きたかったところになったし、帰りにスーパーに寄ったら友人が手土産のかわりに、とぜんぶ支払ってくれたし、

娘は友人が帰ったあと今でも爆睡しているし、ちなみに2時間寝ていて、その間私はドラマを一本みて、これを書いているし、その前にこれを書く動機になった別の友達のSNSをみたし、たぶん、それがこの記事の一番の起爆剤になっている。

今の私は、過去のわたしの理想像なのだった。

人と比べるなんてバカらしいとか、比べることは意味がないと言うが、今の私にはそれは無理だ。もう少しレベルアップすれば、その境地にいけるのかもしれないが、そこまでいったら逆に楽しめない気がする。今の私は、そう思う。できれば、そこまでいって、あ、違ったと思ったら戻ってきたい。きっと、たぶん、戻れる。上から下だから。

さて。

39年間、追い求めてきた、わたしの理想像になった私。誰が批判する? 何か不都合はある? 予測していた問題は、さて、なんだっただろうか。

嫌われる。

生きていけない。

いや、たぶん、嫌われてないし、生きてる。

さて。

今の私は幸せか。

たぶん、これが幸せ。

ん?

幸せと思えない?

マゾ?

まだ追い求めたい?

いや、違う。

もう、これで生きていく。

また悩んだり、やっぱり……とか思いたくないけど、まだ神じゃないから思ってしまうけど、こーゆー感じのことをまた書いたり、書かなかったり、つまりでまとめると、私はわたしのままで生きていくという、ありふれたフレーズに行き着くわけです。

やっぱさ、過程って大事よね。

うまいフレーズはさ、そーなんだよねぇ、て刺さるけどさ、なんでそうなったかって必要よね。自分のためにも。

でね、今日は、どんな私で生きたかと言うとね、

気張らないほうが目立たなくて、嫌われないからって、地味にしていかなかった。めっちゃオシャレして、真っ赤のリップを塗って、白いロングコートを着て幼稚園のクリスマス会に行った。

結婚したての友人が妊娠に悩んでいたから、私のエピソードをひさしぶりに語ったら、やはり神の采配としか思えないラッキーなことが起こっていたし、それを嫌味かなとかためらわずに話せたし、きっと次も私にはそんなことが起こるし、わたしの言うことを素直に聞き入れようとする友人にもきっと、いいことが起きると本当に思えるし、

影に隠れる生き方は、なんだったんだ、それこそバカらしくて、理想を目指して、がんばって、結果をみて比べて悔しがっているほうがよっぽど健全だと思える。

やりたいことをやるって、そーゆーことなんだ、きっと。言わせてもらえれば、今日出会った人たちは、本当にその格好がしたくてしてるの? て思える人や、その結果を招いているのはあなただよね? て人や、空気を読むのが上手だねぇーて皮肉を待って言える人たちだった。

それは過去の私です。

そして今でも、たまにでてくる私です。

あなたは私で、わたしはあなただから。(いいね、これ、嫌味なこと言っても正当化できる)

だけどさ、んなこといってもさ、今の私は誰と比べても幸せだ。そうなっても、何の問題もない。

それでおしまい、私が満足ならそれでいい、で終われない。おせっかいだけど、ここに書く。

本当にそれでいいの?

言わせてもらいます、今日は。

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