諦めたのは、カテゴリ分けと私。
諦めた。カテゴリに分けることを。ブログを続けて5年。最初のうちは、はてなブログで書いていて、サクサクカテゴリ分けできてたんだけどな。ワードプレス(今見てるこれね)にしてから、なんか肩の力が入ってるみたいで、どんな分け方もしっくりこなかった。3か月前、デザインリニューアルを機に、思い切って「日記」と「毒だしエッセイ」の2つにした。
今、すごく快適。ほんとは写真も投稿したくないけれど、そこはなんとなく、ネット社会に順応するために必要なのかなぁって。がんばってみてる。
それでね、私ずっと、生きる指針みたいなものが欲しかった。カテゴリ分けみたいな、この記事はこれについて書く、とやる前からゴールが決まってるみたいに、じぶんの生き方の指針みたいなものをずっと探してきた。
高校生に入ってくらいからだから、20年以上も探している。なんてこった! それでいまだに見つからない。というか、すぐにぶれる。あの人がこう言うから、今は村上春樹さんの対談本を読んでいて、めちゃくちゃ感化されてる。これぞ、小説家の神髄だ(私もこんな風に生きなければ)といつものように真っ暗な部屋で娘を寝かしつけながら夫に話した。
なぜこんな話になったかというと、夫が車を買って、お金への感覚が変わってきて、ムダに使いたくないと思ったわけです。かしこく使いたいと。今まで、「なくなる不安で行動するからお金がなくなるんだ論」を信じていて、欲しいものはできるだけ、自分を満たす名目で買っていたけれど、結局、欲しいものもガマンしてコツコツやっていた夫のほうが数百万をかっこよく使えたわけです。ね。
概念変わりますよね。ね? だから、来月、東京に行きたい予定があったのだけど、ムダにしたくなくて、私どうしたらいいんだろう、どう考えたらいいんだろう。年が明ける前までは、行きたいって思ってたのに、年末に夫が車を買ってから行かなくてもいいんじゃないか(これはムダ使いではないか、私は東京に行かずに金を貯めて、もっと高いものを手に入れるべきじゃないか)と思ってしまって。
でも、やっぱり本心は行きたいから数日モヤモヤしていて。それをモヤモヤのまま、行く、やっぱり行かない、行きたくないなどと口に出したり、出さなかったりしていたのですが、結局行くことにしました。
夫がこう言ったからです。
「指針なんて、なくていいんだよ」と。
それが、私なんだと。
だから、臨機応変にいろんなことに対応していけるんだと。
そうだよね、20年以上考え続けて見つけられないんだから、いったん諦めよう。
それが、村上春樹さんの対談本にも書いてあった、地下二階にもぐったり、他人の評価をきにしないことだったり、文章を極めることだったりになるんじゃないかと。
自分を決めない。
自分の文章を型にはめない。
********************
はてなブログ・アメブロでご覧の方へ。この記事はカリスマライター森中あみオフィシャルホームページからの引用です。
オフィシャルホームページは「森中あみ」で検索→ページトップ「いつだって人生は物語」をクリックすると、ご覧いただけます。よろしければ、ブックマークなどして、たまに遊びにきてもらえるとうれしいです。ここは、わたしの家で、友人や知り合いがたまに息抜きにくる場所なのです。
TwitterやFacebook、メールマガジン「ラブレター」では常にブログ更新のお知らせをしていますので、もっと私のことを知ってくださる方は、フォロー歓迎しています。
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それでね、私ずっと、生きる指針みたいなものが欲しかった。カテゴリ分けみたいな、この記事はこれについて書く、とやる前からゴールが決まってるみたいに、じぶんの生き方の指針みたいなものをずっと探してきた。
高校生に入ってくらいからだから、20年以上も探している。なんてこった! それでいまだに見つからない。というか、すぐにぶれる。あの人がこう言うから、今は村上春樹さんの対談本を読んでいて、めちゃくちゃ感化されてる。これぞ、小説家の神髄だ(私もこんな風に生きなければ)といつものように真っ暗な部屋で娘を寝かしつけながら夫に話した。
なぜこんな話になったかというと、夫が車を買って、お金への感覚が変わってきて、ムダに使いたくないと思ったわけです。かしこく使いたいと。今まで、「なくなる不安で行動するからお金がなくなるんだ論」を信じていて、欲しいものはできるだけ、自分を満たす名目で買っていたけれど、結局、欲しいものもガマンしてコツコツやっていた夫のほうが数百万をかっこよく使えたわけです。ね。
概念変わりますよね。ね? だから、来月、東京に行きたい予定があったのだけど、ムダにしたくなくて、私どうしたらいいんだろう、どう考えたらいいんだろう。年が明ける前までは、行きたいって思ってたのに、年末に夫が車を買ってから行かなくてもいいんじゃないか(これはムダ使いではないか、私は東京に行かずに金を貯めて、もっと高いものを手に入れるべきじゃないか)と思ってしまって。
でも、やっぱり本心は行きたいから数日モヤモヤしていて。それをモヤモヤのまま、行く、やっぱり行かない、行きたくないなどと口に出したり、出さなかったりしていたのですが、結局行くことにしました。
夫がこう言ったからです。
「指針なんて、なくていいんだよ」と。
それが、私なんだと。
だから、臨機応変にいろんなことに対応していけるんだと。
そうだよね、20年以上考え続けて見つけられないんだから、いったん諦めよう。
それが、村上春樹さんの対談本にも書いてあった、地下二階にもぐったり、他人の評価をきにしないことだったり、文章を極めることだったりになるんじゃないかと。
自分を決めない。
自分の文章を型にはめない。
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