まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

熱中大陸。

あー、マジで熱中したわ。
語り合って、聞きあって、ひさびさに自己表現のたいせつさに熱くなったわ。
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職場の後輩とふたりでひさしぶりの飲み。後輩といっても年は2、3個しか変わらず。しかも、私にはできないイラストレーターを駆使するワザを持ってるから、後輩とといえどもライバルのように思ってるところはあるんだよな。

そんな彼女は、人の気持ちがわかる人。わかるからこそ、なかなかその情熱が表に出ない。もどかしい。それは彼女がイチバン感じているはず。感じているからこそ、どこかで出したい。それが彼女の表現力になっている。だから、ムリヤリ周りに合わせて、笑ったり、しゃべったり、ガツガツいかなくていい。さっきは、もっといけばいいよ、なんて先輩ヅラしちゃったけど。自分に合わない方法で気持ちを表に出す必要はない。自分に合った方法がある。

それをわたしたちはもう見つけてる。けれど、家族、お金、彼氏、旦那さん、友達、たくさんの大切な人たちがいるから、なかなかまっすぐ突き進めない。なんてったって、めちゃくちゃ人の気持ちがわかるから。わかるからこそ、表現したい。わかるからこそ、踏み出せない。



そんな彼女は、ちょっと前までのわたしを見ているようで、ちょっと先のわたしを見ているようでもある。





二時間制の飲み放題なのに、三時間もしゃべっちゃった。ほんで、最後に彼女が言った。

「先輩の人生って、まさに熱中大陸ですね!」

「え?(情熱大陸のパクリ番組でもあるのか?)」

「熱中大陸ですよ!あのめっちゃ熱い人たちが出てる!」

情熱大陸じゃなくて?」

「それですー!!」 


って、どないやねん!!




わたしたち、もうしゃべりすぎ!飲みすぎ!

ありがと。
あなたはもう後輩ではありません。

このあっつい、あっつい熱中大陸に立ち向かって生きる、同志です。

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これからもよろぴく。
ちょっとだけセンパイより。

負けないゾォ〜笑

SUN

SUN