まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

ほめるは人のため…?

情けは人のためならず。似たことばを思いついた。ほめるは人のためならず。つまり、ほめるのは、人のためではなく、まわりまわって自分のためである。

 

f:id:kinandun:20170122003601j:image

 

今朝、NHKの助けてきわめびとという番組を見た。子どもをほめたことがない母親にほめ方を伝授するもの。母親は、子育て本をたくさん読む、とても勉強家。それなのに、奨学生の娘と息子をまいにち怒ってばかり。

 

それを極め人(きわめびと)が手助けしてくれる。気持ちの切り替え、怒りのポイントといっしょに良いところも見つける、など。

 

最初から答えはわかっていた。ほめればいい。でもそれって、誰のため?それがわかっていないから、ほめられない。母親は子どものために、たくさんのことを考え、きちんとした人間に育てようとがんばる。だから、できないことに対して怒りも生まれる。

 

でも、できてないことを認められないのは、そのできない子の母親である自分を認められていないから。自分をほめられないから、相手もほめられない。

 

ほめなきゃ、ほめなきゃって頭ではわかっていても、形式的なほめ方はもちろん子どもに伝わるし、むしろ続けて行く方がしんどい。

 

ほめて、何がいいかって。自分を許せること。かたくなっていた新米かあさんのわたしの心は、これを見た今朝からゆるーく、ゆるーく溶けていったのでした。

 

相手のいいところは、じぶんのいいところ。
相手のわるいところは、じぶんのゆるせてないところ。

 

ゆるせてないところを、自覚しよう。ほめるは人のためならず。今のじぶんの気持ちを確認するためである。

 

note

https://note.mu/kinandun

書きたいままに。つらつらっと日々。

Instagram

https://instagram.com/ami_kinandun/

おべんと、とかとか。


#妊娠 #出産 #結婚 #婚活 #子育て #育児 #京都 #3カ月 #日記 #コーチング #ほめる