9年前のわたしがそこにいた。
社会人になって12年目。社会で怖いことなんて、もうそれほどないのかな~と思っていた。がしかし、昔のじぶんにそっくりな人が会社にいた!今日はそのお話をします。
定時を30分ほど過ぎた、人のいないロッカー。ババシャツを誰にも見られないようにそそくさと着替えていると「お疲れ様で~す♪」と誰かが入ってきた。とってもかわいい3年目の女の子。誰とでも気さくに話す。
家も近いみたいだし、途中まで一緒に帰ることになった。きゃぴきゃぴ女子かと思いきや、仕事の悩みがあるようだった。話を聞いているうちに感じた。「これは昔のわたしだ」
何かしたい。でもできない。
今の仕事に不満がある。でも行動できない。
今のままじゃだめな気がする。でもどうしていいかわからない。
つまり、
(ここから先は自分でじぶんに言います)
わたしはもっとすごいことができる!だから誰か私を見つけて!
わたしはこんな仕事をする女じゃない!だから誰かもっとかっこいい仕事を与えて!
わたしはこんなつまらない日々を送る女じゃない!だから早く王子様やってきて!
違うんです。今ある現実があなたなんです。あなたがそれを選んだんです。
失敗しないように。
目が覚めた。昔のちっぽけな悩みは解決したと思っていたけど、やっぱりわたしの心の中にはあるんだ。後輩ちゃんのような気持ちが。
解決策はわかっている。
プライドを捨てる。
わたしなんてたいしたことない。だから何やったって、だれも気にしちゃいない。
だから好き勝手やれ~~~!!そしたら勝手に楽しく生きられてるもんだ!
がんばれ、わたし!
後輩ちゃん、ありがとう。またいろいろ教えてください。
ただ、それだけの話。