【夢の国】旦那さんを泣かせようとしたら、自分が泣いてしまった話 〜後編〜
これのつづきです。
【夢の国】旦那さんを泣かせようとしたら、自分が泣いてしまった話。 - まいにちワンダーランドさて、お次はサーキット!
旦那さんが中学生のときに、はじめて行ったディズニーランドで、唯一3、4回も乗り回した記憶があるというゴーカート。正式には、グランドサーキットレースウェイ。そこには連れて行きたかった。待ち時間30分。子ども連れがたくさん並んでる。
1月2日は、ほんとにあったかくて待ち時間も苦にならない。「ここはトゥモローランドっていって、未来の世界やから、木の形も四角なんよ」とか、いつも教えてもらってばっかりのわたしがここぞとばかりにうんちくを語っていたら、もう順番になった。
一人で乗るのはゴーカートといえど不安やったけど、二人乗りだった!よかった!テンションの高いお兄さんに見送られ、いざシュッパーツ!2分くらいかな。いつも旦那さんの助手席に乗ってるけど、周りに人もいるし、オープンカーで走ったのは、はじめてだったから笑いながらあっという間に終わった。(写真なくてごめんなさい)
15時お昼のパレードに間に合った!
さあ、プーさんに会いに行こう!
思いがけずパレードに遭遇できて、テンション上がった!ファストパスは取れなかったけど、やっぱりプーさんに乗りたい!ここまでこだわるのは、旦那さんがプーさんに似ているから。それだけ笑
17時!外に出るとイルミネーションディズニー。
プーさんに乗って外に出たら、もう暗くなっていた。昼とは見え方がちがう、夜のディズニー。昔は昼がすきだったけど、夜もいいってはじめて感じたかも。
あ!プロジェクションマッピングの時間だ!
シンデレラ城の裏を通り過ぎていると、キャストのお姉さんが「もうすぐ、ワンス ア ポンアタイムの時間です。」とアナウンス。あ、そうだ!このキレイなシンデレラ城にプロジェクションマッピングが映し出される、2014年5月からのショー。わたしも一度も見たことがなかった。中央から鑑賞できる席の抽選にはずれたからあきらめてたけど、横からでもいいから見てみたい。
行こう!と旦那さんにダッシュをうながし走る。人をかきわけ、やっと中央付近に到着。木の陰になるけれど、2/3くらいは見える。
スタート…!
花火、七色の光、心躍る音楽。その中に映る生き生きとしたキャラクターたち。美女と野獣に出てくるポット夫人が子どもに夢についてやさしくささやく。その声を聞きながら、目の前にはシンデレラ、白雪姫、アラジン、ラプンツェルたちの愛にあふれたシーンがキラキラ輝く。
ちょっと見るだけだったのに、かたまって動けない。そんなわたしの後ろ姿を見て、旦那さんがぎゅっ、と肩をつかんでくれた。
「夢はあきらめなけば、叶うのよ」
ポット夫人が最後にそう語りかけたとき、目頭が熱くなった。え、うそ。つーっと涙がこぼれた。周りは真っ暗だし、誰も気付いていない。旦那さんも。でも何か伝えたくて、わたしの肩にある彼の手をぎゅっと握り返した。彼も何かに気付いてくれたようで、そのことがうれしくて、わたしの目からは涙がザーッ。
なにこれ。なんで泣いたの?
「泣いてしまったー」ショーが終わって、足早に次の目的地へ動き出す人の中でわたしは動かずに、泣いたことを打ち明けた。「そうなんや」って彼は笑顔で。
どこに動かされたんだろう。ありきたりだけど、信じることって途中で心が折れそうになるし、何度もあきらめたくなるし、夢、夢っていってるけど、そんなバカみたいなことって思われてるかもしれないしっていう不安を後押ししてくれたみたいだったから。
親が子どもたちに教えたいことは、自分がしたいこと?
わたしの前で3歳くらいの女の子がお父さんに抱かれて見てた。他にもそんな子たちがたくさんいた。親が子どもに忘れて欲しくないのは、夢を持ったり、人を愛したりする気持ちだよね。けれど、矛盾してて、それを親の自分は忘れてしまってたりする。ほんとはそうしたいし、そうしたほうがいいってわかってるのに。おかしいね。人間ってそんなもんなん?だから必死であたらしい世界を見ようとしたりするのかな。わたしはまだ親じゃないけれど、子どもにそれを望むなら、まずは自分がそうしよう、と今、感じてる。
と、まぁ、こんな感じで旦那さんを感動させるつもりが自分がめっちゃ感動してしまったという話。このあとの話はまた書きます。今日はここまで〜。
やっぱりディズニーいいよ!
みなさんもお試しあれ〜♡