わが家のフンガーマン 言葉の魔法②
わが家はふたり暮らしですが、
たまに、3人になるときがあります。
というか、ひとりが別人に変わります。
それは真夜中に起こります。
(すやすや眠りの中…)
フガーー!
(びくっ!え!なにごと!?)
フガッ
グー
フガガー!!!
みなさん…
もうお気づきでしょうか。
はい、夫のいびきです…
こうなると、もう手がつけられません。ゆすっても、話しかけてもどうにもなりません。ふだんは、わたしの言うことを何でも聞いてくれる夫なのに、まるで別人。知らないおじさんが隣に寝ているようです。
何度、重たいふとんをズルズルひきずり、隣の冷たいリビングでイライラと夜を過ごしたか……
翌朝の会話↓
わたし「ちょっとーぉ!昨日、いびきすごかったやん!もー、わたし寝られんかったとよ!きつー。もーう」うだうだうだうだ…。
夫「ごめんね…」
彼にも悪気はないのです。
付き合ってるときは、かわいいなーもう♡なんて思ってたのに、今は、あしたも朝からお弁当作って、フルに仕事して、帰って晩ごはん作らないといけないのにーームキーっ!と、なってました。
そんな夜が続くとお互いなんだかなー、みたいな気持ちになる。かといって、言わないとストレスたまるし…なんかもっと別の言い方はないかなーと、思いついたのが!
それからというもの、
翌朝の会話がこうなりました↓
「ちょっとーぉ、昨日またフンガーマンになってたよーぉ♡」
「え!また?ごめん、ごめん。もうそうなったら起こしていいからさ」
よし!
その夜、
フガーッ!
(ハッ!またか!イラっ!あ、いかんいかん。)
「あのぉ、フンガーマンになってますよーぉ、あのーあのー」
(ゆさゆさ、ゆらす)
「え…ん?あ、ごめーーーん」
(くるっと寝返り)
スピースピー♪
なんということでしょう!(劇的ビフォーアフターのナレーション)
コトバの魔法を感じた瞬間♡
言い方ひとつで人は変われるんです。
お試しあれ♡
フンガーマン イメージ図
夫に似てます。