雪と穴(アナ)の女王⁈ 反対にしてはいけない言葉たち。
先週、アナと雪の女王がテレビで初公開されましたね。
これが公開されたとき、旦那さんとなかよく映画館に見に行きました。懐かしいなぁ、ビデオにでも撮っとこと録画予約していたところ、彼がリビングにやってきて、明るくこう言いました。
「 あ、撮ってるん?雪と穴(アナ)の女王」
「アナと雪の女王やろ!穴の女王になってるやん!」とすかさず返してやりました。トホホ。キレイな思い出はカンタンに笑い話になったとさ。
と、ここで終わりにしてはいけません。
言葉は、こうやって、いともカンタンに反対にされてしまうのです。けれど、反対にしてしまったら、伝わるものも伝わらない。反対にしてはいけない言葉たち、まとめてみました。
あいさつ
「おはよう、今日は寒いね」
「今日は寒いね、おはよう」
上の方が明るい。下は寒さが強調されてヤダ。寒がりだから余計に。あいさつは、最初に。
あやまり
「ごめんなさい、お菓子食べました」
「お菓子食べました、ごめんなさい」
これもあいさつと同じ。先にごめんなさい、て言われたほうが、え、なになに?って許す気になれそう。お菓子食べましたが先にくると、なんだって⁈と先に怒りに火がつく。
すきの気持ち
「だいすき、結婚しよう」
「結婚しよう、だいすき」
下の言い方する人いないよね。なぜ?大好きがとってつけたみたいになるし。
おねがいごと
「高いんだよねぇ、春だから財布ほしいんだけど」
「春だから財布ほしいんだけど、高いんだよねぇ」
高いを強調して、買ってやろうかを促す。しかし、これには雰囲気作りやテクニックも必要。
ありがとう
「ありがとう、冷蔵庫の中、片付けてくれたんやね」
「冷蔵庫の中、片付けてくれたんやね、ありがとう」
これはあきらかに上の方が気持ちが良い。
つまり、言葉は伝えたいことを先に言うべきです。人も第一印象、言葉もはじめが肝心。最初の一言で会話の雰囲気は決まってしまいます。
今日は飲み会で帰りが遅い旦那さん。帰ってきたら、おかえりなさいの後にこう言おう。
「またいっしょに見ようよ、アナと雪の女王!」