まいにちワンダーランド

~過去をはき出し光に変える毒出しエッセイ~森中あみ

世界が変わるなんて、ダサいこと言いたくなかったけどさ。

「あぁ、世界が変わって見えるってこういうことか……」

娘のお迎えのため、自宅を出るまであと30分。
自宅から徒歩30秒のスーパーで、買い出しを20分で済ませ、横断歩道のない道を左右をみながら、小走りでかけぬけたとき、スゥと秋の風を感じた。8月も、もう終わる。

世界が変わって見えたなんてフレーズ、どこかでダサく思っていた。だけど、本当は体験してみたかった。自分が変わることで世界が変わる。そんなカッコいい生き方をしてみたかった。

子育てで時間がないと不満が募るのは、自分のペースでタスクをこなせないから。次女のミルクまであと30分もない。食器を片付けようとキッチンに向かったのに「おかあさ~ん、はさみどこ~?」と足元を確認もせずに娘に呼び戻される。そんなときは、イラっとする気持ちを抑えて、「ほら、足、みてごらん」と声だけかけて、元のルートに戻る。それだけなのに疲れが増す。だけど、書いて書いて、あと30分しかないと言いながら汗がにじむ午後にスーパーに走り、必要なものだけを購入し、手際よく袋につめて、右からくる車に頭を下げながら自宅に戻るのは楽しい。

忙しいのはキライではない。暇だと余計なことを考えてしまうから。忙しさの中に「書く」ことが入っているか、そうでないか。私はそれだけで、満足とイライラが変わると昨日、あらためて感じた。

「伝えたい」

わかりやすく、できるだけ真実どおりに。

ライティングの先生は、「自分の頭の中をできるだけ100%に近づけて、相手の頭にもダウンロードしてもらえることを目指す」と言っていた。

そこに向けて、指と目と記憶と感覚を使っているだけで、私はどんどん私を取り戻していく。

「伝えたい」


誰かに。

何かを。

できるだけわかりやすく。

できるだけ100%の純度で。

小説のネタにするためにインタビューを受けてくれた友人は、「あみちゃんは純度120%が好きなんだね」と素晴らしい言葉をくれた。

私が「書く」ことに出会うまで、それから、今をもう一度、振り返って、純度120%を目指すことで、やっとやっと私の目指していた生き方ができるのかもしれない。

それはすごく簡単なことで、なぜできなかったのか、避けていたのか、怖いのか。

誰かの頭の中を書くように、自分をさらけ出していきたい。

世界が変わって見えた日の日記。

 

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